2015/10/3、10、17 秋の夜長にダークスカイ•トーク@東洋大学

2015年は国連が定めた「光と光技術の国際年」。太陽や星の光、照明などの人工の光、あるいはインターネットで情報をつくる光など、光は様々なかたちで私たちの生活を支えています。

一方、光があれば闇がある。ダイアログ・イン・ザ・ダーク東京さんで行われているイベントのように、暗闇だからこそ研ぎ澄まされる感覚、コミュニケーションのあたたかさの実感など、闇の効用についても昨今関心が高まっています。

秋の夜長に3夜にわたって「星」「闇」「光」の専門家が、美しい夜空を守る価値や自然界における暗闇の大切さ、環境と調和した照明の使い方などについて講演・対談を行う「ダークスカイ・トーク」が10月3日・18日、11月7日の3回にわたり、東洋大学白山キャンパスにて開催されます(最寄駅:都営三田線/白山駅から徒歩5分)。

先月、「行ける!工場夜景展」のご紹介をしましたが、第3回の「光」がテーマの会では、照明デザイナーの面出薫さんと芝浦工業大学システム理工学部教授の中野恒明さんによる対談「2050年の夜景を考える」を実施。面出薫さんを団長に結成された「照明探偵団 Lighting Detectives」は、街のあかりを観察・調査し、照明や夜景の美しさを紹介すると同時に、光害についての問題提起も行っています。

光があれば闇がある。光の功罪を両面から知ることで、より深い「観光」に誘われること間違いなしの本イベント。

各日ともに17時開場、17時30分開演。10月3日のみ天体観望会が予定されており、こちらは19時40分から。入場は無料ですが、事前にホームページからの参加申し込みが必要です。
詳しくはリンク先よりご確認ください。
http://idatokyo.org/talk2015/annai.html
author:ミー