2015/8/6 夏休みこども議場見学会@川崎市議会

子どもたちに市議会の役割や活動を知ってもらおうと、川崎市議会が毎年行っている「夏休み子ども議場見学会」が今年も8月6日(木)に開催されます(最寄駅:JR各線/川崎駅、京急線/京急川崎駅)。

例年多数の応募がある本イベント。本会議場の議員席に実際に着席して議長・副議長への質問タイムなど、ここでしか味わえない体験が満載。
小4〜6のお子様とその保護者が対象なので、保護者にとってもこうした議場見学は貴重な体験。
常任委員会室の見学のときには、参加児童は前方の委員席と理事者席に、保護者は後方の傍聴席に座ります。

市議会は、公開が原則ですが、常任委員会の傍聴には許可が必要です。実際に常任委員会を傍聴希望の場合は、当日、第2庁舎5階市議会議会局にて先着順に傍聴券を交付。その後、指定の控室で待機し、各常任委員会の許可後、入室して傍聴することができます。そのため、オトナにとっても常任委員会室というのは議会以上に貴重な見学機会であると言えます。

市議会議場では、まず傍聴席で「市議会クイズ」にチャレンジ。その後、本会議場に移動し、自分の名前が書かれている議員席へ着席。保護者は向かいの理事者席へ着席します。理事者とは、会議に説明者として出席する市長・副市長・ 教育長・各部長職の職員・財務課長等のことをいいます。議長•副議長のご挨拶をお聞きした後は、議長•副議長への質問タイム。議長・副議長からの「議席番号・氏名」の指名で、本番の本会議のように進行します。

毎年参加された保護者の方から、質問タイムでの議長•副議長のわかりやすい回答に感心する声があがっています。十分な時間をかけて、ひとつひとつの質問に丁寧に答えていただけるそう。

そこで、KTSからオススメしたいのは、是非「旅」に出かける前と同じように、参加前に親子で川崎のまちのいろんなことを語り合ったり、川崎のいろんなところに出かけてみること。
議場見学は、もちろん市議会の仕組みや役割を知る大切な機会ですが、市議会の最も重要な役割は「市民にとって住みよいまちをつくること」。

KTSでは、何度か「トラブル、不自由は旅の醍醐味」とお伝えしていますが、旅を通じて「トラブル」へのアンテナが磨かれると、普段の生活における「なぜ?」「どうして?」のセンサーが格段に広がるようになります。「旅=一歩外に出てからの非日常体験」の機会は、川崎のいたるところに溢れています。この議場見学もそうです。夏休み期間中は連日いろいろなところで体験の機会があります。

私たちの住む川崎をより住みよく、また、魅力的なまちにするヒントは、次世代を担う子どもたちの視点にこそあるのではないでしょうか。こすぎの大学大学さんが提唱されている「参加する街、川崎」。ぜひこの議場見学を、「教えてもらう場」から親子で市側に「伝える場」、「参加する場」として活用されるようになるといいな、と思います。

午前の部は10時から11時30分、午後の部は2時から3時30分まで。定員は各回25組です。インターネット、往復はがき、FAXのいずれかの方法で、7月23日(木)必着でお申込みください。お申し込み方法、イベント詳細はリンク先よりご確認ください。