スイスデザイン展 @東京オペラシティ アートギャラリー

♪ちょっとオトナのトラベラーズスポット♪ ‪#‎オトナ‬

スイスデザインと聞いて、何を思い浮かべるでしょうか。旅行・山登り・災害時に欠かせない「ビクトリノックス」、美しく精巧な積み木「ネフスピール」、スウォッチにル・コルビュジェ等、実は身近な所にスイスデザインは佇んでおります。

7つの章から成るこの展覧会のKTSお薦めは2章目の「観光・交通のデザイン」です。
 “小さな国土に雄大なアルプスの高峰や豊かな森と美しい湖をいただくスイス。19世紀以来発達をとげた観光システムをめぐるデザインは、スイスのデザインの水準の高さを示すとともに、スイスという国のあり方もヴィヴィッドに伝えます。そして、「観光立国」に果たすデザインの役割は、2020年に東京オリンピックを控えた今日の日本にも通じるホットなテーマでもあります。 ”

沢山のスイス鉄道のポスターが飾られ、その中央のプロジェクターで映しだされた駅舎に、ハンス・ヒルフィカーデザインのスイス鉄道時計が飾られているのがたまらなく素敵です。

また、スイスを代表する分野の異なる8ブランドの展示も必見です。※( )内はKTS的注釈。
・ネフ社(ネフスピール:積み木) ・フライターグ(使用済みのホロを使ったバッグ等。リサイクルとデザイン) ・バリー(リボンメーカーとして創業したそう) ・ビクトリノックス(アーミーナイフで他の追随を許さない200点ほどの展示!) ・USMハラー(鉄骨モジュラーシステムを家具に応用) ・ECCO(インテリアファブリックメーカー デザイン原画も展示) ・シグ(アルミ加工のトラベラー水筒) ・スウォッチ(従来のスイス時計のイメージを覆したウォッチ)

バウハウス出身、デザイン・建築・絵画・教育など多彩に活動した「マックス・ビル」から、近代建築の巨匠「ル・コルビュジェ」の哲学を通して、スイスデザインを掘り下げた展示は、デザイン・建築好きには堪らない内容。

会期が迫っているので行けない!という方はぜひWebページをご覧ください。洗練されたスイスデザインの展示会場の写真が多く掲載されているので、雰囲気だけでも感じ取って頂けるかも。
お出かけの際には公式サイトをご確認下さいね。
http://www.operacity.jp/ag/exh172/

【スイスデザイン展】
期間:2015年1月17日[土]─ 3月29日[日]
会場:東京オペラシティ アートギャラリー[3Fギャラリー1, 2]
開館時間:11:00 ─ 19:00 (金・土は11:00 ─ 20:00/いずれも最終入場は閉館30分前まで)
休館日:月曜日、2月8日[日](全館休館日)
入場料:一般1,200(1,000)円、大・高生1,000(800)円 中学生以下無料 *同時開催「収蔵品展050 木を彫る」、「project N 59 河合真里」の入場料を含みます。
お問い合わせ:03-5777-8600(ハローダイヤル)