旅したいのに、実際は難しいことについて。

前回の記事(第2回 『こすぎトラベラーズ サロン』旅の道連れ七つ道具 レポート3 (2014/07/05))をまとめていて強く思ったことがあります。

6番目の彼女が語ってくれたこと。
 「悩み&切実な思い:社会人になって旅に行けなくなってしまった。」



テーマには全く触れずに、とにかく旅行に行きたい思いを語ってくださった様子に、彼女の旅への思いの深さが切々と伝わってきまし た。私も同じ様な悩みを持っていたことがありましたので、お気持ち痛いほどわかります。学生の時は時間はあってもお金がない。社会人になるとお金は手に 入っても時間がない。永遠のテーマだと思います。 

根本的な解決とはなりませんが、このトラベラーズサロンがお手伝い出来る事があるとしたら、それは旅行へ行く前と行った後の楽しみを深めることかなと。
過去の旅行も、サロンに参加して口に出すことにより、深く記憶を掘り起こすことが出来るかもしれない。前の日に「明日のサロンで何話そう」と旅を振り返ったりする機会を持って頂けるかもしれない。他の方の話を聞いて、「次があったら行って試してみよう→何とかして休みを取ろう」という気になるかもしれない。

実は1回目の参加者から嬉しい言葉を頂いていたのでした。
「プレゼン考える為に過去の旅の写真を見てたら楽しくなっちゃって、目的忘れて写真見続けてしまいました!」
私自身も企画を考える時、Webで使用する写真を選ぶ時に同じ様に楽しんでしまって、時間を忘れてしまうのが悩みの種でもあり、日常で旅を感じられる貴重な時間 でもあるので、企画者の自分だけでなく参加者にもそのような感覚を味わって頂けた事が嬉しくて...サロンを開いてよかったと感じられる瞬間でした。

私が皆様に時間やお金を分けられる訳ではありませんが、楽しみ方を増やすお手伝いは出来るかもしれない。もちろん旅に出られるに越したことはありませんが、貴重な 一つの旅行をもっと輝かせるヒントを多く生み出せる様なサロンに育てて行こうと思わせてくれた、彼女の5分de旅トークでした。感謝します。